2024年 4月 24日 (水)

アラフォー女の心にコトンと落ちるジェーン・スーのあるある話!疲れる暮らしはもうまっぴら

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   「ああ、そうそう、それを言ってほしかったの」とアラフォー女をスカっと爽快にしてくれる人がいる。作詞家でコラムニストのジェーン・スーさんだ。恋愛アルアルから、年齢を重ねていく上で思う女性心理アルアルまで、日常の暮らしに中に転がっている些細なことを見事に掬い取っている。幸せの種とか、丁寧に暮らすというといった女性の憧れ、優等生なものではなく、気持ちの重箱の隅つつくような感じ。

   たとえば、レギンスという存在が世の中から消え失せていたことに気が付いた話、全ての女性がヨガ好き京都好きではない話、はたまた絶対に他人と被ることがないニッセンで洋服を買うススメなどなど。

   そうだよねえ、だれも自分の暮らしをランクアップしたいと思うけれど、そんな疲れることってずっとはできない。休日はダラダラとずっとベッドで過ごして、昼の2時頃に動き出す暮らしを堂々と言ってもらえると、それワタシもと胸張って言えるようで助かる。

おしゃれで優等生の暮しより等身大でいいんだあ!

   オシャれな人の暮らし方やタイムマネジメントできている人の1日の過ごし方を雑誌で見て、己を奮い立たそうとしても、できない女性の気持ち。コレが意外と男性には伝わりにくいみたい。

   朝の情報番組で女性出演者が雑誌で紹介されている生活なんてまやかし、リアルじゃないと発言してネット上で女性から支持を集めたなんてことがあった。テレビでオシャレな暮らしを紹介しようとすると、とたんにそれがいかに無理なことで非現実的な話なのかがわかってしまうし、そもそもチットモ面白くないものになる。

   逆に、ダメ人間、たとえば片づけられない女のゴミ屋敷といっただらしのなさを肯定する番組企画もある。そのどっちにも振りきれない、ちょっとした心の機敏こそが女性にとってリアルな点なのだけれど、画は地味だしジワっとくる共感って、情報を伝えるテレビ番組ではなかなか難しいのだ。

   悲劇のヒロインやスーパーバリキャリの女性の半生を見せられ、心動かされることはあるけれど、ダメ男を好きになってしまうなど、ある程度の共感がなければソッポ向いてしまいがちだ。女性の波乱万丈な生き方を知るのはいいけれど、来週も見ようという気持ちが起こりにくい。想像もつかないことだらけと、気持ちが離れていってしまうのだ。

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