サッカー解説者のセルジオ越後(71)が8月5日(2016年)、リオ五輪サッカー日本代表が5-4で敗戦した対ナイジェリア戦を、自身のツイッターで「総括」した。
ナイジェリア代表はチャーター機の支払いトラブルなどで、試合開始6時30分前にブラジルに到着。現地入りの大幅な遅れから、調整不足やコンディション不良が指摘されていた。一方の日本代表は現地へ7月22日に入り、10日間以上にわたり調整を続けていた。
こうした対照的な状況の中で行われた試合について、セルジオ氏は「ナイジェリアを対等なコンディションの相手として戦ってしまったのがもったいなかった」と振り返った。
その上で、
「ナイジェリアの足が止まり始めたのは5失点してから。もっと早くナイジェリアの体力を消耗させておきたかった」
として、日本代表が「相手に余裕を与えてしまった」場面があったと指摘。「相手とのコンディションの差をうまく使えていたら」と残念がった。