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点滴混入「大口病院」院長の不可解コメント「若い方は信じられない」

   横浜市神奈川区の大口病院で点滴に界面活性剤が混入し、入院患者の八巻信雄さん(88)が中毒死した事件で、この病院では今年(2016年)4月以降、トラブルがつづいていた。4月にはナースセンターの壁に掛けてあった看護師の制服が切り裂かれ、6月にはカルテが紛失、8月にも看護師のペットボトルに漂白剤らしい異物が混入していた。いずれも八巻さんがいた4階で起きた。

   今月20日の八巻さんが亡くなった当日には、点滴に異物混入を知らせる告発メールが横浜市にとどいていたが、市は警察に届けなかった。

同じフロアでほかにも中毒死

   八巻さんの部屋には他に5人、4階全体では十数人の患者がいる。4階では今月18日以降に90代の女性1人と80代の男性2人も亡くなり、少なく1人は中毒死の可能性があるという。

   司会の小倉智昭「たて続けの感じは否めないですね」

   キャスターの菊川怜「エスカレートしていますね」

   おととい24日に記者会見した高橋洋一院長は、「(犯人は)院内も必ずしも否定できない。院内、院外もふくめてお答えしかねます」と話し、さらに「若い方の対応はどういう考えを持っているか、信じられない部分がある」とももらした。以前から病院に不満を持つ若い人がいて、何かとトラブルになっていたということだろうか。

ナースセンターで界面活性剤注入か

   病院前には森本さやかアナがいた。「地元の評判はよく、高齢者を受け入れてくれて助かったという感謝の声があります。一方で、院内で何が起きているのか不安という声も聞かれました。警察がトラブルとの関連を調べています」

   問題の点滴はナースセンターに置かれていたが、鍵のかかる扉はなく、誰もいなくなる時間もあったという。