2024年 4月 20日 (土)

スケートリンクに本物の魚を氷漬け!「無気味」「悪趣味」批判殺到で休止

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   北九州市のテーマパーク「スペースワールド」に誕生した「氷の水族館」が、わずか2週間で休止になった。スケートリンクの厚さ30センチの氷に25種類5000匹のほんものの魚を造形的に配置した「意欲作」だったが、「不気味だ」という批判が殺到した。

「青い海の上を滑ろう」足の下にサンマ、トビウオ、カニ・・・

   スペースワールドは宇宙をテーマにした遊園地で、スペースシャトルがデンと据えてある周りをジェットコースターが走るのが売りものだ。12日(2016年11月)に新たなアトラクションとしてお目見えしたアイススケートリンクは、「青い海の上を滑ろう」をコンセプトにした「氷の水族館」でもあったのだが、開場と同時にツイッターなどで批判が殺到した。「悪趣味すぎる」「どうしたらこんな残酷な発想ができるの」「世界一不気味なスケートアトラクション」「子供から見たら、恐怖でしかない」「なんで本物の魚にしちゃったのかねえ」というわけだ。

   田中良幸リポーターがリンクを見に行った。魚はサンマ、ヤガラ、トビウオ、アンコウ、カニなどで、市場から売り物にならなくなったものを集め、生きた魚を使ったわけではない。

   入り口付近は「HELLO」の文字になっていたり、回遊しているようにさまざまな模様を描いて配置され、エイやジンベエザメなど大きなものは写真を使っている。上から見ると、海の上を滑っているような感じになるわけだ。総支配人の竹田敏美さんは「リンクもそのために青くしてある」という。今後、解凍して、魚は供養して処分するという。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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