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小池知事、都議選に独自候補擁立を明言・・・講義に4000人集め、存在感アピール

   東京都の小池百合子知事はおととい10日(2016年12月)、「仲間づくり」に触れて来年夏の都議選に独自候補を擁立する考えを初めて明らかにした。

   司会の夏目三久「小池新党の結成はあるのでしょうか」

   10日は政治塾「希望の塾」の第3回講義が、これまでは借りた大学の講義室が狭いので4回に分けて行っていたのを、小池知事自らの意向でホテルの会場に4000人を一堂に集めて開かれた。

河村たかし・名古屋市長「新党つくってちょ」とエール

   政治アナリストの伊藤惇夫氏は「都議会自民党に存在感をアピールしたかったのだろう」と話す。都議会で激しいヤジを浴び、自らを支える勢力の必要を意識したと見られる。塾参加者からは「圧巻でした」「こんなにいるんだと実感しました」「立候補の声をかけられたら出ます」の声が漏れた。講師に招かれた名古屋市の河村たかし市長は「新党をつくってちょうだい。ビビルな、わたしも参加しますから」「可能性はあると思います」とエールを送った。

いつまで自民党員のまま

   小池知事は講義のあと「立候補したいという方もおられます。後押ししていきたい」と、候補者擁立を明言した。「都議選までは時間があるようでない。ベストな方法で結論を出していきたい」としている。

   龍崎孝(あさチャンコメンテーター)「都議会で少数派のままでは、考えている都政運営はできない。脱官僚・非自民をめざすということです」

   夏目「でも、小池さんは自民党員ですよね」

   そのあたりの対応もそろそろ求められそうだ。