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山形県・蔵王連峰で、「アイスモンスター」成長 樹氷はいまが見ごろ

「今日はぽかぽか陽気になってますが、先週までの寒波の影響で今年もあの『アイスモンスター』ができましたよ」(気象予報士の天達武史)。

   山形県の蔵王連峰で、今年も「アイスモンスター」と呼ばれる樹氷が大きく成長したそうだ。「世界でもたくさんの樹氷ができるところは本当に少なくて、この蔵王ぐらいなんですよ。本当に珍しい、レアな場所なんです」(天達)

   なぜ蔵王でたくさんの樹氷ができるのか。冬将軍がシベリアから一定方向に季節風を吹かせており、蔵王にある「青森とど松」という常緑樹に、風の水分を付着させるという。これにより、木に雪がつきやすくなり、海老の尻尾のような独特の形をした樹氷が大きく育つという。

「蔵王の樹氷、いまが見ごろなんですが、今週はこのあと荒れる日、暑い日、寒い日もありそうです」(天達)