「スマートライフ」のコーナーでは、長続きするランニングのコツについて、スポーツジャーナリストの増田明美さんが教えてくれた。がんばらないのが秘訣だという。
「健康のためにランニングを始めたけれど続かなかった」という人も多いだろう。続けるには、とにかく近所を走ること。自宅を起点にしていつでも帰ってこられるコースが一番という。近道をつくるのもいい。距離にはこだわらず、途中歩いてもOKだという。
ひざや足首を痛めるなど、けがはランニングが続かなくなる大きな原因だ。正しいフォームで体の負担を減らすことを心がけよう。走る前には準備運動をする。ひざを上げたり、肩甲骨を大きく動かしたりする運動を。
正しいフォームのポイントは次の5点。
① 腕は90度に曲げ、ひじを後ろに引くように大きく振る。
② 足は外を向かないようにまっすぐ出す。
③ 軽くあごを引いて遠くを見るようにする。
④ 腰を前に押し出すように背筋をまっすぐにする。
⑤ フォームがくずれてしまう場合は途中でスキップをすると、背筋が伸びて正しいフォームにもどすことができる。
ランニングは服装も大切。シューズはかかとの厚いものがいい。ウエアは目立つ色を。車や他の人から目立つだけでなく、気持ちも高まり、楽しく走ることにつながるからだ。
ちばっち