「介護に直面していない人でも、これを知っているときっと役立つ」という情報を紹介した。親がどういう状態になったら、介護を考えたらよいのか? などの体験談から、介護について参考になる情報を。
介護を始める目安となるポイントとしては
(1)基本的な生活動作(食事を作るなど)に支障が出たとき
(2)足腰のけが、病気のとき
(3)入院したとき
高齢者の場合、こういうことでも介護を検討したほうがよいようだ。
地域包括支援センターは、高齢者のよろず相談窓口。全国に約4300カ所ある。ケアマネージャーや社会福祉士など専門家に介護に関することを相談できる。
介護保険の申請をすると、本人がどれだけ介護が必要なのか程度を測るため、要介護認定の調査を受ける。7段階(要支援が2段階、要介護は5段階)あり、どこに分類されるかによって受けられるサービスの内容や利用できる限度額が違ってくる。今の状態を本人が、調査員にちゃんと伝えられないケースもあるので、家族の手助けが大切だ。
(1)手すりをつけるなど、家の設備に関することや車いすなど用具の貸し出し
(2)ヘルパーや看護師など、くらしを助けてくれる人の訪問
(3)日帰りのデイサービスや、宿泊するショートステイなど、施設の利用や、施設への入所
もっと早く介護サービスを受けるべきだった、と後悔する家族も少なくない。介護によって状態が改善することも多い。早目、早目の相談、行動が大切だ。
ちばっち