2024年 3月 30日 (土)

清宮幸太郎「意中の球団」広島、日本ハム、DeNAか?メジャー挑戦しやすいチーム

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   早稲田実業の清宮幸太郎がプロ入りを宣言した。10月26日のドラフト会議は清宮一色になるのか。週刊文春は、これから各球団が清宮に調査書を送り、ドラフト前に本人を交えて面談が始まるという。

   清宮は「自分を厳しく指導し、成長させる球団に行きたいと」いっている。となれば、ソフトバンク、広島、日本ハム、DeNAあたりだそうだ。当然、巨人、阪神などは入ってこない。それに清宮はメジャー挑戦の希望を持っているから、FAではなく、ポスティングシステム(PS)を行使しやすい球団というのも、考えの中にあるのではないか。

   巨人とソフトバンクだけはこれまでPSを認めてこなかった。清宮に「認める」ということが出来るかどうか。ソフトバンクは王貞治が球団会長をしているから、彼の性格として、そう簡単には認めないのではないか。巨人の場合は、これまでも裏交渉で、父親の莫大な借金まで払ってきた歴史があるから、簡単に「はいはい」というのではないか。

   順調に4番バッターとして育てばPSも仕方ないが、どうなるかは未知のものである。清宮は守備に難点があるといわれているから、即戦力にはならないという声もある。

   変に注目されるチームに行くより、地味だけど人材のいるチームに行ったほうがいいと私も思う。

山口敬之元TBS支局長「不起訴相当」でも逃げ切れない疑惑!被害女性「民事でも戦う」

   小池百合子は名優である。前原民進党の鼻面を引きずり回し、安保法制に反対した奴はダメ、憲法改正容認でなくてはダメといいたい放題、やりたい放題である。これでは思い付きの原発ゼロ以外、安倍自民とどこがどう違うのか。新聞は政権選択選挙と囃し立てるが、どちらが多数を占めても、リベラル派のいない右派政党が2つできるだけではないか。

   メディアはそんなことはお構いなしに、小池が都知事の座を捨てて立候補するかどうかで大騒ぎだ。私は出馬すると思う。彼女にとって総理の座をつかめるラストチャンスだからだ。ただし条件がある。ギリギリまで発表を延ばしてメディアに取り上げさせ、小池待望論が全国に広がり、各新聞などの世論調査でかなりの数字が取れれば、である。

   この女性、負け戦は絶対しない。彼女にとって東京都民など捨ててもなんとも思わない。だが、早々と出馬宣言すると東京を中心に小池大批判が巻き起こり、新党ブームが一気に冷え込むことを恐れているのだ。

   山口敬之元TBSワシントン支局長に酒と薬を飲まされ、ホテルでレイプされたと顔と実名を出し、検察審査会に申し立てした「詩織さん」の件が、9月21日に「不起訴相当」という判断が下された。それに対して、週刊新潮は<市民の良識か>と批判している。

   TBSを辞めた山口を起用して連載させた週刊文春は、この問題を扱っていない。東京第六検察審査会とは奇怪なやりとりがあったと、詩織の代理人弁護士が話している。審査会の事務局長から追加の証拠提出期限を確認されたが、詩織の陳述書がまだで、その期日に間に合わなくなってしまった。事務局長側から「証拠を追加の上で議決を希望されますよね」と聞かれ、「当然希望する」と述べたのに、「こちらにも都合がありまして」といわれたというのだ。

   週刊新潮は<証拠が全部揃っていないのに判決を下していいですかと裁判官が聞くような行状ではないか>と批判しているが、陳述書を期限までに出さない弁護士にも問題がありはしないか。郷原信郎弁護士は、これを最初に取り上げた週刊新潮の記事を前提にすれば、「起訴相当の結果になる可能性が高いと考えていた」という。<「原因が飲酒酩酊なのか薬物なのかは不明ですが、抗拒が困難状態での姦淫の事実があったことが疑われる。一般市民の審査員の意見が、"裁判所の判断で決めるべき"という方向に傾く可能性が強いと見ていました」(郷原弁護士)>

   検察官が審査会に呼ばれて、なぜ起訴できないのかの理由を説明し、反対の立場の法律専門家の意見がないため、審査会の構成員が影響された可能性があるのではないかと、郷原弁護士は推測する。

   だが、これで終わりではない。詩織は「民事裁判の準備をすすめている」という。彼女は、名前も顔も出して記者会見したことを後悔していないと語っている。<「同じような当事者の方から連絡を頂き、その中に『自分に起こったことを初めて他人に話すことができました。詩織さんに出会ってよかった』というものもあり、私も表に出て行って本当によかったと思っています」(詩織)>

   山口がやったことがなぜ犯罪にならないのか。民事でやれば、真実の解明が少し進むかもしれない。できることはすべてやってみると彼女はインタビューに答えている。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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