柴咲コウ(36)が主演を務めたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の最終回(第50話)が17日(2017年12月)に放送され、1年間を通した平均視聴率は12.8%(関東地区)だったことが12月18日、ビデオリサーチの発表で分かった。
昨年の「真田丸」の16.6%に及ばず、2015年の「花燃ゆ」の12.0%、12年の「平清盛」の12.0%に次ぎ、歴代ワースト3位だった
視聴率では苦戦したが、男性の名で家督を継ぎ、戦国時代を生き抜いた無名の女性城主・井伊直虎(柴咲)の生涯を描くという挑戦的な試みだった。柴咲をはじめ、三浦春馬、高橋一生らの熱演が視聴者の人気を得た。毎回、名作映画をパロディーにしたタイトルもインターネット上などで話題になった。
最終回では直虎が、微笑みを浮かべながら子ども時代の仲間に誘われるように息を引き取った。ツイッター上ではこんな声が相次いだ。
「最後は涙が止まらんかった。ここまで泣いたドラマって初めて」
「総集編のタイトルまで遊んで、本当最高すぎ! (1)これが次郎の生きる道(2)直虎の覚醒(3)逃げるは恥だが時に勝つ(4)井伊谷は緑なりき」
「最期は1人ではなく皆が迎えに来てくれて良かった。万千代が直政になり、おとわの意志を継ぎ凛凛しい姿で良かったです」(テレビウォッチ編集部)