2024年 4月 20日 (土)

相撲協会「金星配給もうやめて」!?相次ぐ横綱休場のソロバン事情

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   白鵬に続いて稀勢の里も休場することになった。2人の横綱がすでに計5つの金星を配給した。相次ぐ横綱休場の理由のひとつがこの金星だという。前頭の力士が横綱に勝つのが金星だが、金星の金はお金という意味にもなる。

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「そこが知りたい」

   力士の収入には3つある。地位に応じた月給、取り組みごとの懸賞金、そして成績に応じた報奨金だ。月給は勝ち越すと増え、「給金をなおす」というのはそのことだ。負け越しても減らない。また、優勝すると72万円、全勝優勝だと120万円が支給される。月給は幕下に落ちない限り支給され続ける。

   司会の羽鳥慎一「白鵬はどうなってるんだろう」

   スポーツジャーナリストの大隅潔さんは「年収で1億円超えてるのは白鵬だけなんですよ」という。「辞める時にどんともらえるんです」

   元力士の大至が解説した。「懸賞金は1つ6万円ですが、半分を協会が預かって積み立ててくれるんです(手数料あり)。退職金とは別に、それが辞める時に手に入る」

金星1つで年収24万円アップ

   金星はこれらとは別で、1つあげると年収が24万円アップし、引退や幕下に落ちない限り支払われる。

   吉永みち子(作家)「協会も払うお金が増えるから、横綱が金星を与えて欲しくないわけですね」

   金星が最も多かったのは16回の安芸乃島、2位が12回の高見山、栃乃洋、4位が11回の土佐ノ海だ。

   羽鳥「安芸乃島は金星だけで年間384万円です」

   玉川「平幕でないといけないから、強いけど平幕という状況でないと、16もいかない」

   吉永「横綱には勝つが、他が駄目なんだ」

   現役では安美錦と嘉風が8回でトップだという。

   羽鳥「190万円ですね。下世話な計算をさせていただきました」

   長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「それにしても、年収が1億円を超えるのは白鵬だけとはちょっと意外ですね。安すぎない? あれだけ稽古してぶつかり合いをしてるのに。野球で1億円プレーヤーはたくさんいる」

   大隅さん「優勝賞金が安いですよね。1000万円だから。ゴルフなんかねえ」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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