テレビ東京系の人気番組「池の水ぜんぶ抜く大作戦」が20日(2018年5月)放送の「凶暴カミツキガメ大捜索スペシャル!」で、ついに宿敵カミツキガメの捕獲に成功した。同番組では過去2回、ミツキガメの捕獲に失敗しており、3度目の正直だ。インターネット掲示板では「あおめでとう!」「でもカミツキガメは悪くない」などと話題になっている。
番組では、MCのロンドンブーツ1号2号の田村淳とココリコの田中直樹、さらにこれまでカミツキガメの捕獲に挑戦してきた的場浩司、あばれる君と、カミツキガメの専門家・静岡大学講師の加藤英明氏ら出演者総動員でリベンジに挑んだ。
出演者一同が駆けつけたのは、千葉県佐倉市。ここはカミツキガメが印旛沼や周辺の川、田んぼに1万数千匹が大繁殖しており、地域の人の脅威になっている。最初は、佐倉城址公園のお堀の水を抜き、ボランティアたちと一緒にカミツキガメを捜索したが姿なし。その後、近くの寺の池も抜いたが姿はなく、周辺の田んぼの水路に移動した。そして、仕掛けたワナを次々に引き上げたが、捕まったのはフナ1匹。
夕刻迫り、今回も空振りかと思われた頃、「いた~!」の大声。ついに2匹のメスのカミツキガメがワナの中に! あとはイモヅル式に大量にカミツキガメ捕獲することに成功した。
インターネット掲示板では、次のように番組中から反響が相次いだ。
「TOKIO呼ぼうよ。確かカミツキガメ15匹くらいとって、食べてたよね?」
「カミツキガメが悪いわけじゃないので、凶悪外来種とか紹介するのは、とてもモヤッとする。カミツキガメは悪くないんだよ」
「カミツキガメでも繁殖しているというのに、俺らときたら...」「今カミツキガメ捕獲の番組見ているけど、BGMがガンダム、フルメタ、メタギア、モンハンとかで気になって集中できない」
また、地元佐倉市民からこんな声も。
「テレビ番組のおかげで、佐倉がすっかりカミツキガメの街というイメージになっているが、そんな、街なかカメだらけってわけでもないのでご安心を」
(テレビウォッチ編集)