2024年 4月 25日 (木)

<なつぞら>(第27話・5月1日放送)
兄・咲太郎を捜して上京したなつと富士子・・・新宿のぬしが「彼なら知ってるよ」

   北海道・十勝の柴田牧場のかあさん・富士子(松嶋菜々子)となつは、なつの兄・奥原咲太郎(岡田将生)を探すため東京へやってきた。新宿の喫茶店「川村屋」で信哉と待ち合わせるが、二人とも大都会で戸惑っている。

   信哉が川村屋のオーナー前島光子(比嘉愛未)を紹介し、光子は咲太郎のことを語り始める。「ムーランルージュ新宿座」という芝居小屋にいたという。役者ではなく、裏方の手伝いや掃除など小間使いのようだった。なつはタップダンスが好きだった咲太郎を思い出し、兄だと確信する。

芝居小屋で小間使いをしてたらしい

   近所の本屋「角筈屋書店」の茂木社長(リリー・フランキー)が、ふらりと入ってきた。新宿のことなら何でも知っているぬしだ。咲太郎のことも、「そういえば、生き別れになった妹たちをいつかこの新宿に呼び寄せるんだって。あの言葉に嘘はないと思うな」と話す。

   茂木によれば、空襲で焼けたムーランルージュ新宿座が再開されたときから咲太郎はいたようだという。

   茂木の案内で、咲太郎の行方をたどりクラブ「メランコリー」を訪ねるが、そこで消息は途切れてしまった。がっかりして川村屋に戻る富士子となつ。今晩、泊るところも決めていなかった。光子が店の従業員が住んでいるアパートの空き部屋を貸してくれるという。ところが、光子の優しさには思惑があった。何も知らないなつは、上質の牛乳とバターをたっぷり使った川村屋の名物カリーを夢中で食べていて、そんなことにはまったく気づいていなかった。(NHK総合あさ8時)

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