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相手の心を「脱がす」究極のインタビュー 山本晋也カントク

【 放送作家モジョ日記 】
07/6/24 コメントを見る・書く
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   「う〜、たまんないね!しびれちゃう!」

   「このお方は、とにかく凄まじいお方なんですヨ」

   お得意の言い回しで、ゲストの心をズバっとわしづかみにし、本音を聞き出してしまうインタビューの達人がいる。メガホンをマイクに変えて、ストリップ嬢から大物政治家まで、あらゆる人の心を脱がせてきた山本晋也カントクだ。

   山本カントクと言えば、日活ロマンポルノの全盛期を築いた監督。映画業界のみならず、日本の芸能界の隅から隅まで良いところも悪いところもズズイと見てきた山本カントクの言葉には、いつもトリックが隠されているような気がしてならない。カントクのインタビューにかかれば、誰でもついつい本音がポロリと出てしまうのだ。

   カントク流インタビューは、相手をほめちぎった上で、蜂のように鋭い質問を突然切り出すスタイル。

   「ところで、ホントはあの時どうだったんですか?イヤだったんじゃないですか?」

   聞かれた方は大抵トリックにかかり、思わず正直な気持ちを答えてしまう。番組終了後、「やだぁ、ホントのことしゃべっちゃった〜」と話す女優さんや文化人の多いこと!でも、どなたも嬉しそうに笑顔でスタジオからでてくるから不思議だ。

   誰でも、本当のことはあまり話したがらない。そして、自分の人生経験や考え方、つまり本音を聞かれて公共の電波に乗せてしゃべることは、ヌードになるより恥ずかしい。なぜなら、自分の中身全てを人前に曝け出すことになるからだ。

   ついつい本音をしゃべらせてしまうカントクのインタビュー。心を脱がす、これぞ究極のヌードだと言えるんじゃないかな。

踊るオサムン

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