2024年 4月 25日 (木)

民主党からカネは流れたのか
ガセメール購入に国会対策費が使われた、というウワサの真偽

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   「堀江メール」について民主党は「偽」だったことを認め、「お詫び」をしたにもかかわらず、新たな疑惑が盛んにささやかれている。「偽メール」を仲介した元フリー記者、西澤孝氏に民主党からカネが渡っていたのではないか、というのだ。

「永田ガセメール」にカネは払われたのか
「永田ガセメール」にカネは払われたのか

   週刊文春は2006年4月6日号で、「永田ガセメール 『本当の作成者』」という見出しの記事を掲載した。西澤氏に「情報」を提供したのはライブドアの元社員で、「情報」を渡した際、この元社員に10万円を払った、と明かしている。「こんなものをもらっていいんですか」といぶかる元社員に、西澤氏は「俺はこの十倍、民主党からもらっているんだ」と答えたという。
   西澤氏の日ごろの言動を考えると、真実かは定かではないが、民主党の内部からも最近の事態を憂慮する声が出ている。

「400万円出して買ったらしい」

   例えば、週刊朝日の4月7日号は、小沢一郎の懐刀といわれる平野貞夫前参議院議員(民主党高知県連代表)のインタビュー記事を掲載している。その中で平野氏は、「偽メール」をもとに国会で追及した民主党永田寿康議員(民主党員資格停止中)に対し、民主党の前原代表が自発的な辞職を求めないのは、「永田議員が開き直ってベラベラしゃべりだすことを恐れている」と推測している。その理由について、はっきり述べてはいないが、「こんな話を聞いた」という形で「民主党があのメールを手に入れるため、国会対策費として400万円出して買ったらしい」との「ウワサ」を紹介している。もちろん、平野氏自身も、「無責任なウワサかもしれない」としているが、この手のウワサ、憶測が国会周辺を駆け巡っているのは間違いないようだ。
   だからこそ、さっぱり「火」が消えないのだ。
   さらに、偽メール問題で引責辞任した野田前国対委員長が、馬淵澄夫衆院議員に意味深長な言葉を漏らした、という話が加わって、「国会対策費説」をさらにクローズアップさせた。

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