2024年 4月 20日 (土)

亀田父、リングから 観客席に「ダイブ」

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   06年9月27日、プロボクシングの亀田家の次男、大毅選手はスーパーフライ級8回戦で僅差の判定勝ちをしたものの、観客からヤジが飛び、これをきっかけに乱闘騒ぎが発生した。乱闘の場面はテレビでは放映されなかったが、その様子を詳しくレポートしたブロガーがいた。

   大毅選手と対戦したのは、メキシコのバレリオ・サンチェス選手。ボクシング歴18年のベテランだ。手数の多さに苦しめられ、大毅選手は3回には鼻血を出し、6回には右目まぶたを切った。ジャッジは、一人が77-77の引き分けをつけた以外は、77-76と採点。僅差で大毅選手の勝利となった。この微妙な結果が、場外乱闘のきっかけとなった。

現場の様子を詳しく伝えているブログがあった

ブロガーは「亀田父が『ダイブ』」とレポート
ブロガーは「亀田父が『ダイブ』」とレポート

   各スポーツ紙の報道によると、勝利者「亀田大毅」のコールが告げられた直後に、観客席から「そんなに勝ちたいか」「八百長」と言う野次が飛んだ。それに対して、亀田ファンが過剰反応、亀田選手の父・史郎氏も「参戦」を試みたが、周りには止められた、という。

   この試合は、27日深夜にTBS系列で録画中継されたが、乱闘シーンはカットされていたため、実際の乱闘シーンの詳細ははっきりしない。そんな中で、現場の様子を詳しく伝えているブログがあった。

   ボクシングの観戦記をまとめた「ボクシングストレートレポート」というブログだ。同ブログによると、試合直後の「そんなに勝ちたいか」という声は、特に「野次」というほどのものではなかったのだという。「乱闘」が始まったきっかけを、こう書いている。

「悪意や憤りのこもった声ではなく、『勝った、勝った』と誇れる内容ではなかった、ということをいいたかったのだと思う。(略)ところが、これに亀田応援団の一人の男性が、明らかに過剰反応喧嘩腰、敵意むき出しで、『なんじゃ、われ、おら!!』と恫喝してくる」

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