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近未来通信 稼動サーバはたった7台

IP電話事業で投資家を募集していた近未来通信で、投資家が購入した通信用サーバ2,466台のうち7台しか稼動していなかったことが、総務省の検査で2006年11月30日に明らかになった。同社はIP電話通信に必要な中継局サーバの設置費用を負担するオーナー(投資家)になれば、通話料をオーナーに還元するとして投資家を募っていたが、実際には通信事業の実態がほとんどなかったことになる。また、総務省によれば、同社の05年7月期の売上高約181億円のうち、通信サービス料収入は約3億円にとどまるという。