本間政府税調会長、閣内からも批判続出で大ピンチ

政府税制調査会の本間正明会長(大阪大学大学院教授)が都内の官舎に、入居資格のない愛人と同居していた問題で、2006年12月19日、閣僚からも進退を問う声が相次いだ。 佐田玄一郎行政改革担当相は「自分でよく出処進退を考えてほしい」としたほか、麻生太郎外相は「うわさ通りなら常識的な話じゃない」と苦言を呈した。高市早苗沖縄北方担当相も「（国民の）信頼を1度失った。安倍晋三首相も苦悩していると思う」と語った。
なお、塩崎恭久官房長官は同日、本間氏が12月18日までにこの官舎から退去したことを明らかにし、「税調会長として責任を全うしてほしい」として、辞任の必要はない、との見方を示した。