東国原知事の「そのまんま日記」が角川から単行本に

   宮崎県の東国原英夫知事のブログ「そのまんま日記」が本になる。2007年3月20日の「才能の偏在」と題したブログで、東国原知事が明かした。出版元は、角川グループパブリッシング（旧角川書店）。同社はJ-CASTニュースに、「出版することは決まっているようですが日時は未定です」としている。

   多忙な中でも、知事は意欲的のようで、20日のブログには、

「さっき、本の口述筆記が終わった。食事の時間が無く、途中コンビニ弁当をかきこみながらの、2時間30分ノンストップインタヴューである。
今度、このブログの日記が本になるらしい。抜けている、選挙中の部分を加筆・修正して出版するらしい。角川書店がやたら気合を入れている」

   と記している。

気合が入っているのは出版社か知事か

東国原知事のブログが本になる

   口述筆記については19日のブログにも記述があり、J-CASTニュースが角川GPに「気合が入っているようですね」と問うと、「どうでしょうか。内容をお話しするようなところまでにありませんので」と、話すにとどまった。

   ブログによれば、3月末に文庫本になる予定の、東国原知事の“告白小説”ともいえる「ゆっくり歩け、空を見ろ」（新潮社）の映画化の話も持ち上がっているとのこと。

   相変わらず分単位のスケジュールをこなし、「眠い、眠い」を連発している東国原知事だが、公務とマスコミ対応の合い間を縫って、本の出版に“やたら気合が入っている”のは、角川よりどうも知事のほうに思えるのだが…。