2024年 4月 26日 (金)

「おもてなし日本一」宮崎の県庁ツアー 目玉は東国原知事だけ?

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   東国原英夫知事の存在で注目を集める宮崎県で、県庁の庁舎内を巡るツアーが2007年4月23日に始まった。一番の目玉は知事。公務優先のため「運がよければ会えるかも」程度の確率だが、すべりだしはまずまずらしい。ただ、知事と会えなかった場合に不満が出るのではないか、と旅行社は心配している。

   23日の第1陣は、阪急交通社(大阪)が企画した首都圏からの約30人のツアー。東国原知事が「飛び入り」で姿を見せ記念撮影に応じると歓声が沸いた。年配の人が多かったという。宮崎県は、全国の旅行会社数社からの申し込み状況から、7月末までに5,000人以上が訪れると見込んでいる。1日に3ツアーが予定されている日もある。

県庁見学ツアーが始まった日は「歴史的一日である」

旅行検索サイトで「宮崎」「県庁」などと入れると、数件の県庁ツアーがヒットした。
旅行検索サイトで「宮崎」「県庁」などと入れると、数件の県庁ツアーがヒットした。

   「歴史的一日である」。県庁見学ツアーが始まった日の深夜、東国原知事は、自身のブログ「そのまんま日記」にこう書き込んだ。「丁度(ママ)時間が合ったので、少しだけ玄関に顔を出させてもらった」、「『お客様の満足を考える県庁』(略)『おもてなし日本一の宮崎』として、今後、僕も出来る限り対応させて頂くつもりである」。

   ツアーの行程は概ね次のようなものだ。一行は県庁職員らの案内で、1932年に建てられた「重厚な」庁舎に入り、「大理石風」の階段を上る。2階の知事室の前を通って正面の「亜熱帯風」の庭に戻る。歴史的に重みがあり、使用されている石材などが宮崎県産品である説明などがある。ここまでで約30分、隣接の物産館観光も入れて約50分程度という。
   宮崎県は1960年代から70年代にかけて新婚旅行の人気スポットとして知られた。その時代に宮崎に来た世代などをターゲットにしたという。

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