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ニフティウェブメール障害 丸5日続く可能性も

   東証2部上場でインターネット接続事業者(ISP)大手のニフティで、一部ユーザーのウェブメールが使えない状況が続いている。2007年5月23日午前2時から行われたメンテナンス(改修)作業が原因で発生した障害によるもので、障害は2日半たった今でも続いている。復旧の見通しは「遅くとも月曜日」としている。

パスワード6文字未満ユーザーに影響

「トラブル情報」のページには、まだ復旧の見通しは表示されていない
「トラブル情報」のページには、まだ復旧の見通しは表示されていない

   ニフティの広報・IR室によると、影響を受けているのは、パスワードを6文字未満に設定していたユーザーで、ログインできなくなった。同社によると、「相当以前」までは、6文字未満のパスワードも設定可能だったが、それ以降は6文字以上でないと設定できないようになっていた。その一方で、当初6文字未満のパスワードを設定していたユーザーは、ログイン可能な状態が続いていたが、今回のメンテナンスでログインができなくなってしまった、ということのようだ。同社では、「影響ユーザー数は現段階では不明だが、全体に占める割合は大きくない」とした上で、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と話している。

   同社をめぐっては、ブログサービス「ココログ」で、06年12月にも異例の53時間にわたるメンテナンスの最中にもトラブルが発生、結局はメンテナンス前の状態に戻してサービスを再開した、という経緯もある。