2021年 9月 27日 (月)

学習塾が大幅料金値下げ 不況と「塾離れ」に対応

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   不況の影響で、学習塾の料金値下げが広がり、地方でとりわけ目立っている。「家庭の負担を減らすため」として、中には半値にまでするところも現れた。「高校全入」によって起きている「塾離れ」をなんとかしのごうという狙いもあるらしい。

   料金の値下げを先駆けて行ったのは、愛知県・静岡県などで展開する佐鳴予備校(東京新宿区)だ。2009年3月、一部の地域では授業料を2~5割下げている。

5教科2万3900円を1万2000円にする例も

   具体的には、小学校4年生で9300円が4400円に、5年生は1万4625円が9980円にした。中学3年生の場合も、5教科2万3900円のところを1万2000円とおよそ半額に変えた。広報は「景気悪化による家庭の負担を減らすために企画した。好評を得ている」と手応えを語る。

   全教研(福岡市)も同時期、一部の授業で料金を1~2割安くし、中学生向け講座のバリエーションを増やした。たとえば、メーンとなる5教科(1万9980円)、3教科(1万6800円)にくわえて、中1、中2向けに英数コース(1万3650円)を新設したという。営業推進部は「授業選択の幅を広げ、塾に入りやすいようにした」と説明する。

   鴎州塾(広島市)も「値下げの額が一律に決まっているわけではないが、全社的に取り組んでいる」と話している。秀英予備校(静岡市)では、春・夏にある講習を無料とするプランを取り入れたのが、話題になった。

   一方、城南進学研究社(川崎市)の運営する個別指導「Covez」が2008年11月にはじめた「成績保障制度」。これは、公立中学生の定期テスト「+25点保証システム」をうたい、学校の定期試験54点以下の生徒を一定期間以内に、25点以上上乗せすることを保証するというユニークな制度だ。到達できなかった際は、授業料を一部免除するという。

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