J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

「つぶやきは秘書のやったことです」 81歳「ハマコー」ツイッター大人気

   元衆院議員の「ハマコー」こと浜田幸一氏のツイッターが人気だ。テレビそのままの自由奔放なつぶやきが受けているようで、フォロワー数は始めて約2週間で4万を突破。また、浜田氏はiPhoneを購入するとも宣言しており、高齢にも関わらず新しいテクノロジーに興味津々のようだ。

   浜田氏は1928年生まれの81歳。「国会の暴れん坊」の異名を持つ元自民党衆院議員で、竹下内閣では予算委員長を務めていた。93年に政界を引退した後は政治評論家として活動し、「たけしのTVタックル」(テレビ朝日系)などのバラエティ番組に頻繁に出演している。

各界の著名人とやりとりも始める

大人気の「ハマコー」ツイッター。
大人気の「ハマコー」ツイッター。

   その浜田氏が2010年1月25日、突如ツイッターを始めた。アカウントは「555hamako」で、第一声は

「ハマコーこと浜田幸一本人です! Twitterはじめました! よろしくお願い致します」

と元気一杯。「ハマコー」がツイッターを始めたということはすぐネット上で話題になり、2月9日現在までに4万2000人にフォローされている。

   つぶやきは、自身が出演したテレビ番組の告知や、健康診断の結果など、そのとき思ったことを気ままに投稿している感じで、これまでの投稿数は約100。最近は各界の著名人とやりとりも始めており、堀江貴文さんに挨拶したり、ソフトバンクの孫正義社長にiPhoneについて質問したりしている。

   浜田氏のつぶやきで人気なのが、いかにも「ハマコー節」といった自由奔放な投稿だ。2月8日月曜日、

「みなさまおはよう御座います。ハマコーです! この土、日につぶやいたのは秘書であります。秘書のやったことです」

とつぶやいたところ、フォロワーに大受け。「ハマコーさん、センス有り過ぎ」「え、なにこれw鳩山と小沢を皮肉ってんの?」といった反応が見られた。

本人が口頭で指示し、知人が投稿している

   最初のつぶやきの中にあったように、当初は本人かどうか疑わしいという指摘もあった。浜田氏の事務所スタッフによると、本人がやっているのは間違いないが、浜田氏自身は携帯電話を使うのが精一杯のため、実際の投稿は知人に口頭で指示して行っているという。

「元々元気だったのですが、最近は更に生き生きとしていますね。色んな人とやりとりできるのが嬉しいようです。若い人しか知らないようなことも知っているので、これもツイッターの影響でしょうか」

と話す。また、9日のつぶやきで浜田氏がiPhone購入を宣言。10日にもソフトバンクショップに行くと言っていることに関しては、

「iPhoneが欲しいようですが、本人は使い方がわかりません。演歌をダウンロードしてくれと言われたらどうしようかと思っています」

と話している。