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「美少女すぎる」中国人マンガ家 大量の写真がネットにアップ

   集英社の漫画雑誌「ウルトラジャンプ」に連載中の中国人漫画家、夏達(シャアタア)さんが、ネットで大人気になっている。

   大量の写真がアップされていて、28歳ながら幼く見える容姿に「美少女すぎる」「まるで中学生のようだ」「(元おニャン子クラブの) 河合その子そっくり」といった感想が出ている。

繊細なタッチと、若い男女の心理描写が人気

かわいすぎると人気。写真は夏達さんが所属するクリエイター集団『SUMMERZOO』の公式ホームページから
かわいすぎると人気。写真は夏達さんが所属するクリエイター集団『SUMMERZOO』の公式ホームページから

   夏達さんは高校卒業後に短篇「成長」で漫画家デビュー。繊細なタッチと、若い男女の心理描写が人気となり、第3回中国漫画コミック短編賞、第5回ゴールデンドラゴン賞少女漫画賞などを受賞した。「ウルトラジャンプ」では09年に「誰も知らない~子不語~」の連載を開始。同10月に単行本1巻が発売された。

   夏達さんが日本で注目されたのは、中国で発行されている雑誌「PSPe族」(09年10月号)の表紙とグラビアを飾ったことがきっかけ。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の携帯型ゲーム機「PSP」を持ってにっこりと笑っている姿や、セーラー服姿などが映っている。ただし、SCE広報によれば、この雑誌とSCEとは何の関係もないそうだ。こうした表紙やグラビアがネットに出ると、日本では「誰も知らない~子不語~」の作者は「かわいい」と評判に。夏達さんのブログに掲載されている写真や、先の授賞式の写真などが大量にアップされた。

「外見であれこれいわれるのは嫌な事」

   中国でも話題になっているらしく、夏達さんは09年10月22日付けのブログで、「世間では美人、美少女など自分の外見について語られることがあるが、外見であれこれいわれるのは嫌な事で、自分はただただ漫画が書きたいだけ。漫画を評価して欲しい」などと綴っている。

   「ウルトラジャンプ」編集部に問い合わせてみたところ、夏達さんは中国でグラビアなどに登場しているが、「タレントではなく、あくまで漫画家。連載をお願いしたのは、作品のクオリティーが高く面白いから」と説明した。

   もっとも中国では、日本で漫画家デビューしたということが話題になっているそうだ。