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結婚より「愛人」の方が合理的? 19歳女性に「月3,4回、15万円支給」

   結婚するより愛人を持つ方が合理的――42歳の独身男性が書いたそんなブログがネットで話題になっている。この男性の愛人はアイドルグループ「AKB48」風の19歳の女性で、月15万円の手当は「安い」と考えている。そして、「結婚するメリットは大きい」とする公認会計士で経済評論家の勝間和代さん(42)に異論を投げ掛けている。

   話題のブログは「はてな匿名ダイアリー」の2010年8月31日付けに掲載。タイトルは「愛人を作った」。結婚したものの12年前に離婚し子供はいない。年収は650万円で安アパート暮らし。酒も煙草もギャンブルもやらない。そして今年の春先に無性に寂しくなってしまい、なぜか、結婚、彼女ではなく「愛人が欲しい」と思ったのだという。

勝間和代は結婚の合理性を述べているが・・・・

   この男性のブログによれば、愛人が出来て3ヵ月が経過。愛人はサイトで募集し、35歳の人妻から16歳の高校生まで応募があり、数人と面接した。愛人にするために提示した条件は月に3、4回会い月に15万円を支給。女性が愛人の間は彼氏を作らない、女性の部屋に泊まることができる、などを条件にした。男性は妻がいることにし、安アパートということもあり自分の部屋には愛人を招かないことにした。

   愛人を作った感想は「ほんとに若い愛人はいい!」。たいしたことのないウンチクを語っても超感動してくれ、さほど高くなくともご馳走すればすごく喜んでくれるなど新鮮な感覚が味わえ

「これで年間180万円、これが安いか高いか?私は安いと感じる、むしろ、この程度で彼女を拘束していいのかとさえ感じる」

と書いている。そして、勝間和代さんは結婚の経済的合理性を述べているが、どう考えても愛人を作ったほうが経済的合理性を感じる、というのだ。

   勝間さんの結婚に対する考え方とは、週刊マンガ誌「モーニング」に09年に連載された「勝間和代の『誰でも出来る』日本支配計画」の第36回「結婚のすすめ(1)35歳独身限界説」に登場する。ここには、結婚は人間を大きく成長させ、家庭内外の経済的な生産性も上がるなどと書かれている。

「見合いして挙式して半年で別れるより安いことは確か」

   男性は、結婚しても毎日セックスしたいわけじゃないし、一人になりたいこともある。一人でいて寂しくなることもあり、そんなこんなで愛人の存在の方が合理的だとし、

「もちろん恋人でもいいけど、若い愛人は本当に生活に張りを与えてくれる事がわかった」

と書き、暫くは若い愛人のいる今の生活を続けたい、と綴った。

   このブロブには233のブックマークが付いていて、

「見合いして挙式して半年で別れるより安いことは確か」
「それもひとつのライフスタイルだよなあ、と正直思う。ただ愛人さんに本気で惚れそうで心配」
「月15万円の予算があると仮定するならもっと様々なアイデアが頭を駆け巡る」

などの感想が出ている。