2020年 3月 31日 (火)

「就活時期」をもっと遅く! 大手商社の動き広がるか

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   大学生の就職活動早期化見直しについて、具体的な動きが出てきた。勉強の妨げになるとかねてから問題視され、「見直すべきだ」とかけ声はあがっていたが、実質的にはほとんど実行には至っていなかった。採用試験の時期を遅くする動きは、果たして広がるのだろうか。

   「三井物産や三菱商事など大手商社が検討に入った」。採用試験の時期を現行の「4月ごろ」から遅くできないか、と模索する動きをNHKが報じたのは2010年9月18日だ。

「夏休みに面接」の企業も

就活早期化の流れは変わるか
就活早期化の流れは変わるか

   現行では、多くの大学生が3年生の秋には就活をはじめ、中には夏からスタートする人もいる。大手企業が4年生の4月から採用試験を始め、6月ごろまでに実質的な内定を出すようになっている。

   NHKによると、近く大手商社の担当者らが会議を開き、採用試験を遅くするにあたっての課題を話し合うという。ある商社にきいてみると、「そういう動きは確かにある」との答えだった。

   一方、すでに面接などの採用活動を、従来の春から大学夏休み期間の「8月から9月上旬」へ遅らせた企業も出ている。キヤノングループのキヤノンマーケティングジャパン(東京)だ。

   同社広報部によると、09年末の段階で「4月に採用計画発表、学業に支障が出ないように夏休み期間に選考を実施する」と同社サイトなどで発表した。実際に発表通り実施し、「例年より2~4か月遅い」流れとなった。勿論周囲の企業よりも数か月遅いテンポだ。

   同社の狙いには、学生生活・学業への悪影響を最小限にすることのほかに、年度末までの企業業績を見届けた上で4月に採用計画を発表した方が誠実な取り組みだ、との判断もあった。

   就活時期を遅らす取り組みについて、他企業から問い合わせもあり、就職サイト関係者などから「賛同している会社や関心を持っている企業が多い」との間接情報も多く届いた。参加学生が同社サイトで書き込めるアンケートでは8割方が好意的だったという。今回の取り組みの是非については今後検証することになるが、今のところは「来年以降も続ける予定」だそうだ。

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