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高病原性の鳥インフルウイルス検出 稚内でカモのふんから

   北海道稚内市内で、野生のカモのふんから高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)が検出された。環境省が2010年10月26日に発表した。北海道大学が行っている野鳥のふん便調査で、10月14日に稚内市の大沼で採取された183検体のうち2検体から見つかった。

   インフルエンザによって死んだ野鳥は確認されておらず、同省は「現段階では鳥が大量死するような高い危険性があるとは考えていない」としている。