2019年 6月 19日 (水)

「初音ミク」コンサートに「金返せ!」 「期待はずれ、テレビと同じ」

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   歌うバーチャルアイドル「初音ミク」のコンサートが2011年3月9日に開催されたが、その内容があまりにも酷かったとして、ネット上で「金を返せ!」「ファンやミクをバカにしている」などと主催会社に対する不満が爆発している。あまりにもバッシングが激しいため、一部の「ミク」ファンが、「言われているほど酷くない」などと反撃している。

   「初音ミク」は自作の曲を自由に歌わせることができるパソコン用ソフトだが、そのパッケージに描かれた愛らしい少女のイラストが大人気になり、自作の曲にその少女「初音ミク」の動画を制作して「ニコニコ動画」などにアップする人が増え、楽曲作りだけでなくキャラクターも大ブームになった。

藤田咲さんとの中継も回線トラブルで放送できず

   問題のコンサートは3月9日の「ミクの日」に開催された「初音ミク ライブパーティー2011 39's LIVE IN TOKYO」(通称:ミクパ)。昨年の同じ日に開催されたコンサートでは、特殊なフイルムに動画を映す技術によって「ミクの3次元化」を実現。舞台に立ち歌って踊る様を見たファンから「まるで本物のミクがいるようだ」と評判になった。また、コンサートの完成度も高かったとファンは大満足していた。そのため、今年の「ミクの日」のコンサートはさらに内容が進化しているはずだと期待も高まっていた。

   今回のコンサートは東京お台場の「ZeppTokyo」で開催されたほか、全国十数カ所の映画館で中継。また、「ニコニコ動画」では16万人以上のファンが有料で生放送を視聴した。スタートは9日の午後7時からだったが、始まって間もなくから不満の声がネット上に出始め、終了後にはコンサート主催者に対する激しいバッシングに発展した。

   何が不満だったのかネットの声を集めてみると、最大の理由は「ミク」にリアル感がなかったこと。昨年のコンサートでは3次元の「ミク」が見られたのだが、今回は四角いモニターに「ミク」を映したため、「テレビやパソコン画面で見ているようだ」というもので、コンサートの臨場感が薄まったというもの。また、「ミク」が登場するまでの前座のパフォーマンスが長すぎた、というものや、音質が良くなかったというものもある。

   さらに、コンサートが始まって1時間に満たないのに、意味不明の30分の休憩があった。なぜ休憩が必要なのかの説明がなく、様々な憶測が出たが、実は、この時間は「ミク」の声を担当している藤田咲さんがいる会場と中継を繋ぎ、「ミク」を使ったテーマソングコンテストの発表をする予定だった。しかし、回線トラブルが起こったため放送できない事態になってしまった。

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