2020年 3月 31日 (火)

ソニーのストリンガー会長後継最有力 平井執行役昇格の条件は「一にも二にも実績」

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   ソニーの平井一夫執行役(50)が2011年4月1日付で代表執行役副社長に昇格することになった。これにより、平井氏は下馬評通り、ハワード・ストリンガー会長兼社長(69)の後継の最有力候補になった。

   社長交代の可能性も取り沙汰されてきたストリンガー氏の続投も意味するが、平井氏の若さや経験不足を踏まえた「地ならし」の意味合いもあるようだ。

担当記者を集めたオンレコの懇談会で明かす

   ストリンガー氏は3月10日、東京・品川のソニー本社で新聞などの担当記者を集めたオンレコの懇談会を開いた。「平井氏は後継者か」との記者の質問に対し、「最終決定ではないが、リーダー(先頭)のポジション(立場)だ」と答え、次世代のソニーのトップ候補の筆頭に位置することを認めた。

   ソニー幹部の役職名はなじみの薄いものが多いが、平井氏が09年から就いている「執行役」はストリンガー氏を含め8人しかいない。これに「代表」が付くのはストリンガー氏のほか、2年前に社長職を退いた中鉢良治副会長(63)と、今回昇格する平井氏の3人だけ。

   ただ、中鉢氏は環境関連事業や対外活動などが中心で、世界のライバルとしのぎを削る本業には直接携わっていない。一般になじみのある「副社長」は、平井氏の対抗馬と目される吉岡浩執行役副社長(58)ら2人いるが、いずれも「代表」はついておらず、平井氏が「ナンバー2」のポジションにあることを如実に示したと言える。

   平井氏は、ストリンガー氏が吉岡氏らとともに「四銃士」と呼んできた次世代幹部の1人で、4人の中から頭一つ抜き出たことになる。平井氏はもともと、現在のソニー・ミュージック・エンタテインメント(SME)の前身のソニー音楽子会社に入った人物。技術系が一定の発言力を持つ幹部の中で、異色の経歴だ。「帰国子女」でもあり、英語が話せて当たり前のソニーの中でも英語が堪能。ストリンガー氏とのコミュニケーションにも苦労せず、信頼を得ている。

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