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排水口に向け水流れた跡 福島第1原発

   福島第1原子力発電所の事故で、経済産業省原子力安全・保安院は2011年3月26日、2号機の原子炉建屋から、雨水などを流すための一般排水口に向けて水が流れた跡が見つかったことを発表した。流れた跡の周辺では、毎時15ミリシーベルト程度の放射線が確認されている。排水口は海につながっているとみられ、建屋内から高い線量の水が海に流れ出た可能性もある。

   同日には、原発の南放水口付近で3月25日に採取した海水から、法令で定めた基準の1250倍となるヨウ素131が検出されたことも明らかとなっている。