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東電が工程表改訂 「冷温停止」目標時期に変更なし

   東京電力は2011年5月17日、福島第1原発事故の収束に向けた工程表の改訂版を発表した。1号機で炉心溶融(メルトダウン)が明らかになり、2、3号機でも同様の事態が進行している可能性が高いことから、原子炉を水で満たす「冠水」(水棺)方式を断念し、汚染水を浄化しながら循環させて冷やす方式を進める。11年10月から12年1月をめどに原子炉を100度未満の安定した「冷温停止」の状態にするという目標は変更しなかった。