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「行列」にAKB研究生の光宗薫がソロ出演 「過去最強のゴリ押し」とネットでブーイング

   2012年2月19日放送予定の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に、アイドルグループAKB48の研究生、光宗(みつむね)薫さん(18)がソロで出演することが分かった。

   AKBの主要メンバーでも単独でスタジオゲストとして登場した過去はなく、古参メンバーのファンの間では「これは間違いなく過去最強のゴリ押し」など、疑問の声が高まっている。

異例続きの超大型ルーキー

   光宗さんは、2011年12月にAKB48の13期研究生として参加した。AKBに入る前からモデルとして活躍していた「プロ」で、素人っぽさが売りのAKBのなかでは異色の存在だ。見事なプロポーションを活かして、研究生ながらすでにグラビアやCMデビューを果たし、11年の年末に行われたAKB紅白対抗歌合戦に13期研究生で唯一出演もしている。

   これまでも、一部のファンの間で「特別扱いしすぎなのでは?」という批判はあったが、12日の「行列~」の次週予告で光宗さんの出演することが明らかとなると、再び波紋が広がり始めた。

   同番組のスタジオゲストとして出演したことがあるのは、2010年3月に秋元才加さん(23)と小嶋陽菜さん(23)、同年8月の秋元才加さん(23)と宮澤佐江さん(21)と、いずれも古参メンバーであるうえ単独で出演した人はいない。

   そのため、

「CMくらいまでは何とも思ってなかったけどさすがにちょっと引いた」
「ちょっと、やり過ぎの様な気がします。AKBファンの中に敵を作りそう」
「正直な感想は急ぎ過ぎじゃねって感じ。この子まだAKBになり切ってないもの」

など、握手会などで地道にファンを増やしていくという「AKB階段」を、数十段飛ばしで駆け上ったことに対する不満が噴出したのだ。

光宗本人が一番必死かも・・・

   多くの「批判」のなかでも、今回特に目立ったのは「運営側」への不満だ。

「今回の推し方は流石に越えちゃいけないラインじゃないかな。今のAKBにとって劇場なんて…。なんか悲しくなってしまう。本人が悪いんじゃないし、本人を批判する気は全くないけどさ」
「宗推すのは構わんが、もうちょっと上手にプロデュース出来んのか。これじゃあ努力してない新入りがゴリ推しでテッペン取るみたいな図になるだろ」

など、プロデュースのやり方自体に「難あり」という意見が多く、状況を冷静に見ているファンが多いことがよく分かる。

   また、

「光宗本人が一番必死だろ」
「別にアンチでもないけど、あの番組じゃ座っているだけじゃダメだろ、多少は気の利いた事も言えないと」

といった、祭り上げられている光宗さん本人が一番辛いはずと、擁護する声も少なくない。

   いずれにしても、光宗さんが「AKBの台風の目」になっていることは間違いなく、19日の「行列のできる法律相談所」で、由紀さおりさんや宮迫博之さん(雨上がり決死隊)など芸能界の大御所に交じって、どんな「存在感」を残すかに注目が集まっている。