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ヤマダが太陽光発電事業に参入 300か店にパネル設置

   家電量販最大手のヤマダ電機が約200億~300億円を投じて、太陽光発電事業に参入する。2013年3月までに、全国約700の直営店のうち、国内約300か店の屋上に太陽光パネルを設置する計画。

   日照量や店舗規模をもとに太陽光パネルを設置する店舗を選定。売り場面積3000~5000平方メートルの郊外型店中心に1店あたり約250キロワットの出力が可能な発電装置を導入する。

   7月に始まる再生可能エネルギーの全量買い取り制度を利用し、年30億円程度の売電による収入を見込む。一部店舗ではすでに太陽光パネルの取り付けを始めており、7月から順次稼働させる。

   ヤマダ電機の年間発電量は最大約7900万キロワット時となる。電力会社の買い取り価格が1キロワット時あたり42円になる予定なので、全量を売電した場合の収入は年間約33億円になる。