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こんなにあった! 大人気スカイツリー展望台に入場する「裏技」

   東京スカイツリーが2012年5月22日に開業した。世界一高い634メートルの電波塔には開業初日から多くの人が詰め掛け、営業終了の22時までに約8000人が入場する予定だ。

   3月22日の展望台チケット予約開始から「予約ページにアクセスできない」「第8希望まで申し込んでやっと取れたけど初日は無理だ」などとインターネット上に書き込まれる人気ぶりを見せており、完全予約期間の7月10日までチケット入手困難な状況は続きそうだ。

はとバスツアー、日本旅行プランともに5月の空きも

東京スカイツリー
東京スカイツリー

   22日は雨。あいにくの天気だったが、予約の最高倍率335倍という狭き門を突破した入場者が地上350メートルから450メートルの高さを味わった。併設された複合商業施設の「東京スカイツリータウン」には雨の中徹夜組を含む約5000人が行列をなし、10時だったオープン予定を繰り上げて9時40分頃に客入れがスタートした。東京スカイツリー周辺エリアには初日だけで20万人が訪れる見通しだ。

   7月10日までのチケットは予約完売しているが、5月22日付の朝日新聞では、この期間でも展望台に上る「奥の手」を紹介している。

   はとバスは第1展望台(天望デッキ・350メートル)入場付きのバスツアー12コースを毎日運行している。昼のコースは食事付きで8980円~1万1000円、夜のコースは食事なしで5330円、食事付きで8900円~1万2000円だ。5月22日現在、「シンフォニーサンセットクルーズと夜景の東京スカイツリー(R)第1天望台」コース、「夜景の二大タワードライブと東京スカイツリー(R)第1点望台」コースを除くすべてのコースで5月分は完売しているが、6月、7月はいずれのコースもまだ空きがある。

   日本旅行でも東京スカイツリー近くの5ホテルでの宿泊と入場チケットがセットになった旅行プランを販売しており、5~7月の週末でもまだ予約できる日もある。

   天望デッキの「スカイレストラン634(ムサシ)」を予約すれば、天望デッキの入場チケットも手に入る。ただし11時~17時までのランチコースは4200円~、17時~21時45分までのディナーコースは1万2600円~、鉄板焼コースは1万8900円~と高価格帯となっており、席も早く埋まってしまうため、この方法で入場するのは難しそうだ。

   いずれの方法でも天望デッキの入場券が付いているだけで、高さ450メートルの「天望回廊」へ上るには天望デッキで入場チケット(1000円)を購入する必要がある。

遠方の人にもまだ天望デッキ入場のチャンス

   朝日新聞が紹介している以外にも、天望デッキ入場チケット付きのさまざまなプランが販売されている。

   東京スカイツリーオフィシャルホテルの「東武ホテルレバント東京」「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」「成田東武ホテルエアポート」、東京スカイツリーフレンドシップホテルの「第一ホテル両国」「浅草ビューホテル」「ホテル イースト21東京」が天望デッキの日付指定入場券引換券付き宿泊プランを販売しており、5月の平日、6~7月は週末もまだ空きがある。

   クラブツーリズムは天望デッキ入場券付きのツアーを販売している。毎日運行ではないが、都内を含む関東発着の日帰りバスプラン、関西や九州など関東以外発着の宿泊付きプランなど種類が豊富だ。

   阪急交通社は全国各地発着の宿泊付きプランを販売している。関東は6~7月のプランはないが、北海道、甲信越、東海・北陸、中国・四国、九州・沖縄発着のツアーは6月の日程もある。

   各社が多種多様なツアー、プランを企画しており、チケットを入手できるだけでなく、自分に合った東京スカイツリーの楽しみ方ができそうだ。