2019年 1月 23日 (水)

フジ「とくダネ!」をBPOが審理 ストローアートを飲み物に使い酷評

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   フジテレビのワイドショー「とくダネ!」が、ストローアート作品をばらして飲み物用に使っていたなどとして、放送倫理・番組向上機構(BPO)が審理に乗り出したことが分かった。

   ストローアートが取り上げられたのは、2012年1月9日朝放送の「とくダネ!」のコーナーだった。

キャスター「芸術ではなく趣味の域」

サイトで審理中を明かす
サイトで審理中を明かす

   それは、「ブーム発掘!」として「知られざる街角の芸術家」を特集するもので、ストローのほか、身近にあるバナナや海苔、石を素材にした計4種類のアートが紹介された。

   BPO放送人権委員会サイトにアップされた「『ストローアート作家からの申立て』事案」によると、番組では、大阪府在住のストローアート女性作家(57)の作品のうち、数本のストローを組んで椰子の形に作り小瓶に活けたものを1本ずつにばらし、飲み物に挿して喫茶店の客に出していた。そして、その反応を撮影したうえで、放送していたというのだ。もちろん、本来飲み物に挿すためのものではなかった。

   さらに、番組出演者に4種類のアートの人気投票をしてもらい、その結果について、キャスターがこうコメントした。

「石以外は芸術ではなく趣味の域だ」

   こうした番組内容について、女性作家はフジテレビに抗議し、「過剰で誤った演出とキャスターコメントにより、独自の工夫と創作で育ててきたストローアートと私に対する間違ったイメージを視聴者に与え、私の活動と人権を侵害した」と主張した。

   女性作家はその後、メールを通じてフジテレビと交渉を続けた。その結果、フジ側は、「演出方法を事前に明確に伝えなかった」と落ち度を認め、謝罪放送の文案をこの作家に提示した。文案は5回示されたというが、作家は、承諾しかねるとしており、4月3日になって放送人権委員会へ審理を申し立てた。

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