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福島第一4号機の燃料を試験取り出し 事故後初

   東京電力は2012年7月18日、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールから未使用の核燃料を試験的に取り出す作業を始めた。原発事故後、プールから燃料を取り出すのは初めて。

   18日と19日にかけて、放射線量の少ない未使用の燃料集合体2体を取り出し、水素爆発による損傷や海水注入による腐食などがないか調べ、今後の燃料取り出しの参考にする。本格的な取り出しは13年12月から行われる予定だ。

   4号機の燃料プールには燃料が計1535体入っており、第一原発で最も多い。