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「10代の頃ヌードやってもよかった」 清純派長澤まさみ「意外な素顔」

   女優の長澤まさみさん(25)が、雑誌のインタビューで「意外な告白」をしている。

   「10代の頃、ヌードをやってもいいと言っていた」という。デビュー以来「清純派」のイメージが強かった長澤さんだが、胸の内には女優としていろいろなことに挑戦したいという強い気持ちがあったようだ。

「もともとさらけ出すことへの羞恥心はない」

この頃も「ヌードOK」と思っていたのだろうか(08年1月撮影)
この頃も「ヌードOK」と思っていたのだろうか(08年1月撮影)

   長澤さんは2012年9月28日発売の雑誌「Numero TOKYO」のインタビューに答えた。

   「13歳でデビューして今まで人生に影響を与えた転機やきっかけ」を聞かれ、「小泉今日子さん」と答えた。11年8月に上演した舞台「クレイジーハニー」のオファーが来ていた時に小泉さんに相談したところ、「まだ恥ずかしさを捨て切れてないよ」と言われ、「確かに、自分が自分を恥ずかしいと思うことが、たくさんあったなあと。それが自信のなさにもつながっていたんだ」と思った。小泉さんに「とりあえず舞台やってみたら?」と背中を押され、出演を決めることができたという。

   そして、「美脚や谷間を見せたり、大人の女性として色気も増してきましたが、それも恥ずかしさを捨てたから?」と質問され、こう答えている。

「えっと、それとは別ですね(笑)。もともと、自分を見せることに対して仕事になると恥ずかしさはないというか。さらけ出すことへの羞恥心はあまりないんです。(中略)10代の頃は『ヌードをやってもいい』とか言っていたぐらいで。あ、でも今はちょっと考え方も変わって、『私はヌードはやらない!』って思っているんですけど(笑)」

胸もまれるシーン、濡れ場も経験

   長澤さんは2000年、12歳の時「東宝『シンデレラ』オーディション」グランプリに選ばれ芸能界入りした。04年に映画「世界の中心で、愛をさけぶ」にヒロインとして出演し、「若手女優のトップ」に躍り出た。

   純朴そうなルックスから「清純派」と言われてきたが、11年9月に公開された映画「モテキ」では性に奔放な役を演じ、胸をもまれるシーンもあった。12年2月にWOWOWで放送されたドラマ「分身」では、露出は少ないが濡れ場を演じている。4月から放送されたテレビ朝日系のドラマ「都市伝説の女」でも美脚を惜しげもなく披露している。

   長澤さんは12年6月から7月にかけて行われた「ニューヨーク・アジア映画祭」に出席した際、映画情報サイト「シネマトゥデイ」の取材で「人から清純派というイメージを持たれているということを理解できなかったわけではないのですが、それが大きな壁みたいな存在でもあったんです」と語っていた。今回の「告白」も、自らその壁を打ち破ろうという気持ちから出てきたのかもしれない。