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「キンドル」ようやく日本発売決定 「予約した」という人も続出

   Amazon(アマゾン)の電子書籍リーダー「Kindle(キンドル)」が、ついに日本でも発売される。2012年10月24日、Amazonのサイトで発表された。

   「近日中に販売開始」と言われてから約4か月、インターネット上では「やっと来たか!」との声が上がっている。

Paperwhiteは11月、Fireは12月発売

Amazon.co.jpトップページ
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   今回発売されるのは、最新の電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」(8480円)、3G接続できる「Kindle Paperwhite 3G」(1万2980円)、7インチタブレット端末「Kindle Fire」(1万2800円)、HDディスプレーを搭載した「Kindle Fire HD」(1万5800円~)の4種類だ。

   発売予定日はKindle Paperwhiteが12年11月19日で、Kindle Fireが12年12月19日。いずれの端末も現在予約を受け付けている。電子書籍を販売する「Kindleストア」は10月25日にオープンする。

   10月24日付の朝日新聞夕刊では、米アマゾンのジェフ・ベゾスCEOのインタビューを掲載している。ベゾス氏は「米国でキンドルを購入した人の読書量は購入前の4倍になった。アマゾンは本の文化に貢献している」「あらゆる言語、あらゆる時代の書籍を電子化して60秒で消費者に届けたい」と、日本でのKindle発売に意気込む様子を見せている。

6月に近日中に販売開始すると発表

   Amazon.co.jpは12年6月、Kindleを近日中に販売開始すると発表していた。しかしそれ以来音沙汰がなく、インターネット上では「まだかよ」「近日っていつだ」などと話題になっていた。2ちゃんねるでは、10月24日の発表直前にも「kindleはいつ来るのか?近日中はとっくに過ぎた」というスレッドが立つほどだった。

   発表を受けて、ツイッターや2ちゃんねるには「キター!!」「とうとう出たんだ!」「すんごい待ったぞ」「しっかし安いな」など、発売を待ち望んでいた人々の書き込みが並んでいる。また、早速「予約した」という人も相次いでいる。