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アントニオ猪木、イスラム教徒だった 入信のきっかけは「イラクの人質救出」

   元プロレスラーのアントニオ猪木さん(69)が、イスラム教に入信していたことを明らかにした。

   インターネット上では驚きの声も上がっているが、入信していたのは21年も前になる。入信の裏側には、猪木さんのあまり知られていない功績があった。

パキスタンの英字紙が報じる

   パキスタンの英字紙「エクスプレス・トリビューン」が2012年12月1日、猪木さんが興行のため訪れたパキスタンで報道陣に対し、イスラム教に入信し、モハメッド・フセインというイスラム名であることを発表したと報じた。

   これを12月25日、イラン・イスラム共和国放送の日本語版「イランラジオ日本語」が記事にしたことで、インターネット上で話題になった。

   多くの人が、「アントニオ猪木がイスラム教ってマジかよ」「いつイスラム教に改宗?したのかね…」「ラマダンの断食とかやってるのか」など、驚きの声や、信じられないという声を上げている。

人質の日本人は全員解放される

   一方、「いやいや随分昔から言ってただろ」「なぜ今頃になって猪木のイスラム教バナシが話題に?」など、「今さらか」という意見もある。

   猪木さんが代表を務める「イノキ・ゲノム・フェデレーション」に問い合わせたところ、猪木さんがイスラム教に入信したのは1991年で、もう21年も前になるという。

   きっかけは、猪木さんが湾岸戦争の時、事実上人質となった日本人を救出するためにイラクに訪れた時のこと。シーア派の本山カルバラのモスクで入信する儀式を行ったという。ちなみにこの時、人質の日本人は全員解放されている。

   ただ、イスラム教の戒律を猪木さんが完全に守っているかどうかは定かではない。