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MoMAに「旭日旗イメージ作品」 韓国系住民ら抗議

   ニューヨーク近代美術館(MoMA)に旭日旗をイメージした芸術作品が展示されているとして、在米の韓国系住民らが現地時間2013年2月17日、抗議行動を行った。

   抗議行動は「平和マラソン」と題され、参加者約10人がニュージャージー州にある旧日本軍従軍慰安婦の碑の前を出発。「(旭日旗は)戦争犯罪の旗」と書いたゼッケンを着て走り、MoMAや日本総領事館、国連の前で作品の撤去を求めた。

   MoMAでは2012年11月18日から、日本の戦後アヴァンギャルドを紹介する「TOKYO 1955~1970:新しい前衛」展を開催中。キュレーターには韓国人のドリュン・チョン(Doryun Chong)氏も名を連ねていた。

   今回問題視されたのは横尾忠則氏の作品で、旭日旗のようなイメージがたびたび登場する。同氏のポスター「新宿泥棒日記」が広報イメージとしても使用されていたのでMoMAの周辺には旭日旗のイメージが印刷されたPR用の旗があちこちに掛かっていたという。