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米誌「ニューヨーカー」、極秘情報入手に独自オンラインシステム

   米総合誌「ニューヨーカー」は2013年5月15日、読者からの極秘情報をインターネット上で受け付けるための仕組みを発表した。無料で入手できる匿名化ソフト「トーア(Tor)」を使い、情報源を秘匿する。また、ニューヨーカーのサーバーに書類などのファイルを送付する際は、すべて暗号化されるという。

   一方、ニューヨーカーの編集者は専用線を使ってノートパソコンからサーバーにアクセスし、ファイルをダウンロード。その後、ネットに接続していない別のパソコンで暗号を解除できるのだという。

   「Tor」は2012年に東京都や大阪府で起きた、いわゆるパソコン遠隔操作事件で、犯人が自身の接続事実を隠すために使ったと報じられた。