2019年 2月 21日 (木)

ネット暴露で新聞に読者投稿できない時代? 「言論の封殺」朝日主張には疑問の声も

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   投書欄の投稿者がネットで個人情報を晒され、電話で脅されたなどとして、朝日新聞が「言論の封殺」だと紙面上で批判している。しかし、ネット上では、実名にこだわる投書欄のあり方などに疑問の声が出ている。

「本紙投稿者に嫌がらせ ネットに無断で住所・電話番号」

   朝日新聞の主張を載せた記事は、こんな見出しで2013年6月28日付朝刊の社会面トップに大きく報じられた。

個人情報を晒され、電話で脅された

   記事によると、朝日の投書欄「声」に投稿した読者らの個人情報がネット上で晒され、電話で脅されるなどの被害が出ていることを朝日側は12年秋につかんだ。声欄では、投稿者の実名のほか、住んでいる地域、職業、年齢が書かれているが、ネットの掲示板やブログで、紙面にはない詳しい住所や電話番号が晒されるケースが13年春ごろから増えた。

   6月までに少なくとも30人分が晒され、朝日の聞き取り調査で、14人が被害に遭った。うち2人には郵便物が送られてきた。ある男性は、投書で憲法9条を守りたいと訴えたところ、男の声でとがめる電話があり、「お前の家は分かっているぞ」と脅されたという。

   これに対し、記事では、個人情報の書き込みを載せたブログの運営会社に削除要請を26日にしたことを明らかにした。電話番号などはネットの電話帳で調べたとみられるという。さらに、声欄の編集長名で、こうした嫌がらせ行為は、卑劣であり、言論の封殺につながりかねないと訴えた。編集部内にチームを作って今後は対応し、削除要請などをしていくというが、実名などは責任ある意見表明のためにも必要だと主張している。

   ネット上の情報をJ-CASTニュースが調べると、声欄の投稿者は、2ちゃんねるのスレッドで12年秋ごろに個人情報をさらされる書き込みが相次ぎ、騒ぎになっていたことが分かった。

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