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菅元首相、安倍首相を名誉棄損で提訴 原発事故対応のメルマガめぐり

   民主党の菅直人元首相は2013年7月16日、国会内で記者会見し、安倍晋三首相を名誉棄損で提訴したと発表した。

   安倍・現首相は2011年5月20日のメールマガジンで、福島第1原発事故の対応について「海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だったのです」と批判し、辞任を求めていた。菅氏は、メルマガの記事は事実に基づいておらず、現在でもネット上で掲載しているとして、削除と謝罪を求めている。

   菅氏は、会見の同日に更新したブログで「内容は全くの虚偽の情報に基づき私の名誉を著しく傷つける中傷記事」と説明。「安倍総理自身が当時すでに総理経験者であり、虚偽情報に基づいて私に対し総理の辞任まで要求していたことを考えて、あえて、提訴に踏み切りました」としている。