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大阪公募部長がセクハラで懲戒処分、依願退職

   大阪府の全国公募で2012年4月に就任した、民間出身の笠原哲・商工労働部長(64)が、部下の女性職員にセクハラ行為を繰り返したとして、13年12月3日付で減給6か月の懲戒処分を受けた。笠原部長は体調不良などを理由に同日付で依願退職した。

   府によると、笠原部長は12年11月からの1年間、20代の女性職員を休日も含めて計9回食事に繰り返し誘い、店で「指圧」として体に触ったり、休日に突然自宅を訪れたりと、セクハラ行為を繰り返していたという。13年11月に女性職員が職場の人事担当者に相談して発覚した。

   笠原部長は証券会社、公立中学校の校長、独立行政法人の常勤理事などを経て、府が12年から始めた部長級の公募で初めて採用された。

   大阪市の公募では、区長や校長のセクハラ、パワハラなど不祥事が相次いで発覚し、問題になっている。