2024年 4月 17日 (水)

JR貨物では運転中の喫煙OK 「眠気防止」のためで、灰皿まであった

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   JR北海道の男性運転士(36)が車内全面禁煙にもかかわらず特急運転中にたばこを吸っていたことが2014年7月10日、明らかになり、処分される見通しとなった。度重なるJR北海道の不祥事に国民がため息を漏らす中、インターネット上では別の騒ぎが起きていた。

   あるツイッターユーザーが10日に「貨物の運転士も喫煙しながら乗務していた!」と指摘したのだ。

一般的な旅客用車両では喫煙は原則禁止

貨物列車の運転士は深夜、早朝の運転も多い(画像はイメージ)
貨物列車の運転士は深夜、早朝の運転も多い(画像はイメージ)

   分煙や禁煙が全国的に推し進められている昨今では、JR北海道に限らずJRグループ全体が原則として車内を全面禁煙にしている(一部新幹線や寝台列車、喫煙ルームなどを除く)。

   それを念頭に、あるツイッターユーザーがJR北海道のニュースを受けて「JR北海道の貨物の運転士も喫煙しながら乗務してたな」とつぶやいた。ツイートはすでに削除されているが、喫煙する運転士が写った「証拠画像」も投稿していたようだ。

   日本の貨物列車はほとんどの場合、JR貨物(日本貨物鉄道)がJRグループの保有する線路を借り受ける形で走らせている。そのためJR北海道の運転士というのは投稿者の勘違いで、実際はJR貨物の運転士を撮影したものと思われる。

   このツイートは注目を集めたが、「貨物の場合は問題ない」とする声もあがった。元JR運転士という人物はツイッターで、

「JR貨物の運転士さんが『喫煙で運転中』をツイッター上にて晒されています。不特定多数がご覧になられる場所で一方的に晒す事によりその運転士さんの人生を狂わせる行動はしないで下さい。JR貨物の機関車運転台には灰皿とジュースホルダーが用意されています。従って会社としては許可されています」

とツイートした。

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