2019年 12月 10日 (火)

「二刀流」大谷に「無冠の帝王」のピンチ 「記憶」より「記録」目指すべきなのか

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   二刀流の大谷翔平が10勝10本塁打を記録し、ベーブ・ルース以来の快挙としてさらに注目されている。

   「天才」との声もあるのだが、このままではタイトルを取れない選手になるおそれがある。

プロ野球OBが最大級の賛辞「大谷は天才だ」

11勝目は本拠地・札幌ドーム、完封で飾った
11勝目は本拠地・札幌ドーム、完封で飾った

   大谷が投手として10勝目をマークしたのは8月26日のソフトバンク戦。10号ホームランを放ったのは9月7日のオリックス戦だった。

   この10-10はプロ野球では初めての出来事だった。それだけではなく、大リーグのスーパースター、ベーブ・ルースがレッドソックス時代の1918年に記録した13勝-11本塁打以来、64年ぶりの快記録として話題を呼んだ。

「(ルースは)伝記に出てくる選手ですね。映像で見たことがある」

   大谷の感想だ。ルース以来といわれてもピンとこないだろう。ルースはその年、ア・リーグの本塁打王になっている。ボールが飛ばない時代で、2ケタ本塁打は驚きで受け取られた。

   過去、打撃のよかった投手は何人もいた。400勝投手の「黄金の左腕」こと金田正一は、1962年に22勝-6本塁打。その前には、プロ野球初の完全試合を達成したことで知られる藤本(中上)英雄が50年に26勝-7本塁打を記録した。

   金田や藤本は登板した試合の打席で打つことがほとんどで、大谷のような二刀流として使われていたわけではない。「打撃のいい投手」という位置付けだった。二人がもし大谷のように起用されたら本塁打はもっと打っただろう。

   二刀流論争はなりを潜めている。プロ野球での1勝、1本のホームランが大変なことを知っているOBのなかには、大谷の数字に「天才だ」と最大級の賛辞を贈る。

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