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LINE、年内上場見送り 「最適な時期ではない」

   無料対話アプリを手がけるLINEは、日本と米国で準備を進めていた株式上場を2014年内は見送ると、9月22日に明らかにした。LINEの親会社で、韓国の検索サイト大手のネイバーも同日、「LINEの年内上場はない」と発表した。年内に上場しない理由について、LINEは「新規株式公開(IPO)に最適な時期ではない」としている。

   LINEは7月までに東京証券取引所と米証券取引委員会(SEC)に上場申請書類を提出し、今秋の上場を目指していた。上場すれば時価総額は1兆円を超え、2014年の国内のIPOでは10月に予定されるリクルートホールディングスと並び最大規模になるとみられていた。

   また、LINEは日米に同時上場するか、どちらか一方に上場するか決めておらず、韓国のネイバーと検討していた。