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尾上松也のツイッターに「歌舞伎の面汚しが!!」 フジ「戦闘中」での行為が卑怯すぎるとネットで炎上中

   サバイバルゲームをするテレビ番組に出演した歌舞伎俳優の尾上松也さん(29)が、敵を騙し討ちにしたため「卑怯すぎる!」「歌舞伎役者の面汚し!」などと非難を浴びている。

   ボールのようなものを敵に当てれば勝利となるが、尾上さんはゲーム参加者に対し同盟を組み強い相手を破ろうと提案。仲間になった相手が気を許した瞬間に裏切り、ボールをぶつけ勝利したのだ。しかも、騙してボールをぶつけた相手が17歳の男性アイドルだったため、ネット上の怒りに油を注ぐ形になっている。

信じていいのか?の問いに「当たり前じゃあないですか」

   尾上さんが出演したのは2015年1月4日放送のフジテレビ系「戦闘中」で、2人1組の10チームが出場し、優勝賞金最大300万円を争った。東京ドーム2個分の広さのエリアでのサバイバルゲームで、ルールはサッカーボールくらいの大きさの特殊なボールを敵にぶつけることができれば勝利となり、敵の所持金とボール、防具などを奪うことができる。最後まで勝ち残った1チームが優勝となり賞金がもらえる。尾上さんと組んだのはモデルのマギーさん(22)だった。

   問題のシーンは90分の戦闘時間終了10分前くらいから始まる。この時、勝ち残りは3組に絞られ、その1組はボールも防具も豊富な最強の敵だった。尾上さんチームはタレントの千秋さん(44)とアニメ「妖怪ウォッチ」のテーマ曲で人気急上昇のアイドルグループ「Dream5」の高野洸さん(17) のチームに近付き同盟を申し出る。力を合わせなければ破れない相手が残っているからで、もし破ることが出来たら改めて尾上さんチームと千秋さんチームで優勝争いをしよう、という内容だった。

   千秋さんは「信じていいんですか?」と不安げに聞くと、尾上さんは「当たり前じゃあないですか」「こっちも信じていいんですか?」などと返していた。共闘作戦は、千秋さんチームがやろうとしていた物陰に隠れ相手を誘き出しボールをぶつけることに決まり、千秋さんチームが場所を案内しようと後ろを向いた瞬間、尾上さんが高野さんの背中にボールをぶつけ、騙し討ちに成功した。普通は勝負が決まった際には勝者と敗者がその場でエールを贈り合うが、高野さんは何が起こったのか分からず呆然と立ち、千秋さんも唖然としている状況下で、尾上さんは2人が持っていたボールを毟り取って去っていった。マギーさんが、

「プリンス(尾上さん)汚ったな~い」

と話しかけると、尾上さんは、

「いいんだ、いいんだ、勝ちゃいいんだから」

などと終始ニヤケた表情で勝利の味を噛みしめていた。

「あきら君当てるとか日本中を敵にまわしたよね」

   こうした行為に対しネットでは「卑怯すぎる!」「ゲスな行為はやめろ!」などと批判がさく裂。尾上さんを座頭とした歌舞伎公演「挑む」の公式Twitterには、

「歌舞伎の面汚しが!!」
「戦闘中見たけどお前人間のクズだな!」
「男なら正々堂々勝負しろよ。マジTV出ないでほしい。かなりイキってるし。腹立つわぁ!!!!」

などといった意見が寄せられた。また、高野さんのファンと思われる人からも、

「大っ嫌い。あきら君当てるとか日本中を敵にまわしたよね」
「あきら騙した罪は重いですよ」

といったことが書き込まれている。

   尾上さんは放送があった翌日の14年1月5日、自身のブログを更新しているが、今回の騒動については触れていない。