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このまま日本で活躍も? マッサン「エリー」、テレビにCMに引っ張りだこ

   NHK連続テレビ小説「マッサン」でヒロインを演じる、シャーロット・ケイト・フォックスさん(29)に、バラエティ番組やCMのオファーが相次いでいる。

「ダイジョウブ!」「ダイジョウブよ」「...ダイジョウブ」

「シカゴ」での大役を勝ち取り...

シャーロットさんが出演しているミニストップのCM
シャーロットさんが出演しているミニストップのCM

   5日からオンエアされている、ミニストップのテレビCM。ソフトクリームを片手に、「マッサン」でおなじみになった「ダイジョウブ」の台詞を繰り返すシャーロットさん。ウェブ上で公開されているロングバージョンでは、1分間の尺で実に7回の「ダイジョウブ」を聞かせてくれる。

   朝ドラ出演をきっかけに、人気スターへ――そんなシンデレラストーリーはこれまで何度もあった。最近では「あまちゃん」の能年玲奈さんが記憶に新しい。だがシャーロットさんの「引っ張りだこ」ぶりは、過去のヒロインたちと比べてもかなりのものだ。まだ「マッサン」も終わっていないというのに、すでに上記のミニストップ、そしてイオンと2社のCM、さらに30日には「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)への出演も決まっている。また故郷の米国でも、ブロードウェイミュージカル「シカゴ」での大役を勝ち取った。もちろんこれに留まらず、まだまだオファーが続くことが予想される。

「マッサン」視聴率は好調に推移

   「マッサン」への出演が決まった時には、意外なキャスティングに不安の声が大きかった。初の外国人ヒロインというばかりか、日本語はまったく話せず、本拠地の米国でも独立系映画に出演歴がある程度で、ほぼ無名に近かったからだ。また撮影が始まってからも、言葉の壁や厳しい撮影に、心身ともに疲弊した姿が報じられてきた。しかし、ふたを開けてみれば、視聴率は好調に推移を続け、特に2月に入ったあたりからはほぼ毎日20%を超える高い数字をキープしている。「マッサン」は2015年3月28日の最終回に向け、いよいよ物語も佳境に差し掛かっている。

   無名女優から、異国の地でスターに。一変した自らの身の上に、シャーロットさん自身、「新シイノ世界、新シイノ人生......(以下、英語で)すべてが新しくて、何もかも変わってしまって、でも本当......とてもエキサイティングです」(イオンCM出演時のインタビューより)と驚きを隠さない。

「日本は第2の故郷」

   シャーロットさんは「シカゴ」への出演もあり、夫が待つ米国へいったんは帰国する。もっとも12月には、その「シカゴ」の日本公演が決まっている。企画にはTBSが加わっており、その前後には再び露出が増えることが予想される。まだまだ、日本での活躍が続きそうだ。

   当人も、2月20日にインスタグラムでこう宣言している。「皆さん、心配しないでください!まだまだ日本を離れませんよ!日本は第2の故郷ですからね!」