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デジタル音楽販売が初めてCDを上回る 14年世界音楽市場

   世界の音楽ソフト市場で、ダウンロードやストリーミングサービスによるデジタル販売の売上高が、CDやレコードの売上高を2014年に初めて上回ったことが分かった。国際レコード産業連盟(IFPI)が、現地時間2015年4月14日に公式サイトで明かした。

   デジタルの売上高は7%増(前年比、以下同)の68億5000万ドル、CDやレコードは8%減の68億2000万ドルだった。

   デジタル販売では、ダウンロードの売上高は8%減ったが、ストリーミングサービスは39%増えた。ストリーミングとは、楽曲自体はネット上にあり、必要な分をネット経由で聴くというもの。欧州発の「スポティファイ」など、定額で聴き放題のストリーミングサービスが普及し、売上げ増をけん引した。月額10ドル程度で聴き放題になる点が受けているという。